おならの雑学

これまでおならについて色々学習してきましたが、参考になった
でしょうか。

ここからも妊娠中のおならや赤ちゃんのおならについて触れていきますが、ちょっとここらで一息入れてみましょう。このページでは、おならにまつわる雑学を紹介していきます。

スカンクは自分のおならがくさくない？

｢スカンクの最後っ屁｣と言われるように、スカンクのおならは強烈な臭いがすることで知られています。逆立ちをするようにして一発かまして逃げていくのです。
これをかけられると1ヶ月はにおいが消えないと言われています。正確にはこれはおならではなく、敵を威嚇するためのもので、肛門付近にある臭いの入った袋から噴出されます。
では、この強烈な臭い、スカンク自身はくさくないのでしょうか。
答えはくさくないのです。敵を威嚇するため、仲間かどうか確認するためのものなので、この臭いがしているということは、味方であるという証拠になるのです。

おならは本来いい臭い？

おならの成分の一つでもあるスカトールですが、くさいおならを生成する成分の一つでもあります。私たちには強烈なにおいのおならですが、このスカトール、水で薄めると柑橘系のオレンジや、ジャスミンのような爽やかなにおいになるそうです。意外ですよね。香水をつけすぎると匂いがきつすぎて、逆にくさいものになってしまいますが、それと同じことなのでしょうか。

おなら？　屁？

あなたはおならといいますか？　それとも屁と言いますか？　
お尻から出るものとして意味は同じなのですが、一般的な分け方として、音がでるものがおなら、すかしてしまうものを屁と分けているようです。でも見たところ、女性がガスやおならと言う一方で、男性が屁というのが多いような印象を受けます。あなたはどっちですか？

温室効果ガスの原因がゲップとおなら!?

地球温暖化の問題が浮き彫りになっている現在、温暖化の原因の一つになっている温室効果ガスの約半分はゲップとおならというお話です。
ニュージーランドでは羊や牛などが数多く飼育されています。人口380万人の国に牛900万頭、羊はなんと4600万頭いるのです。ニュージーランドで排出される温室効果ガスのうち、メタンガスが44%、この大半が牛や羊などのゲップやおならが原因とされているのです。
このため、国がゲップやおならに税金をかけようとしていたくらいなのです。地球温暖化におならが原因しているとは、意外やら驚きやら……。